滴下浸透気化式加湿器
「てんまい加湿器」 VCJ2200タイプ
製品 機能・特長
- てんまい加湿器
- 単独運転
- 室内直接加湿
- 水道管直接連結対応
- ドレン排水用ポンプ標準搭載
- ヒューミディスタット機能付
- 自動給水
※当製品は「VCJ2201」へマイナーチェンジしています。てんまい加湿器VCJタイプの購入をご検討の方は「VCJ2201」のページをご参照ください。
てんまい加湿器VCJタイプは、本体を天井内に、吸込・吹出口となる化粧グリルを天井面に取り付けて使用する天埋カセット型気化式加湿器です。室内の空気を吸い込み、加湿した高湿空気を室内に吹き出す室内直接加湿ですので、空調方式や空調機の運転に左右されずに確実な加湿が行えます。
新たにヒューミディスタット機能を追加した、「加湿器本体ヒューミディスタット内蔵仕様」、「ヒューミ付リモコン」をラインナップしました。
滴下浸透気化式加湿器「てんまい加湿器」 VCJ2200タイプ ラインナップ
標準仕様 VCJ2200
本体を天井内に、吸込・吹出口となる化粧グリルを天井面に取り付けて使用する天埋カセット型気化式加湿器です。化粧グリルはワンタッチ開閉式としており、室内から容易にメンテナンスが行えます。
オフィスや学校などで多く採用されています。
ヒューミディスタット内蔵型 VCJ2200A
標準仕様の基本機能は維持し、加湿器本体にヒューミディスタットが内蔵された仕様です。現地計装工事が省力化され、ヒューミディスタットの別途手配が不要となります。
滴下浸透気化式加湿器「てんまい加湿器」 VCJ2200タイプ 主な機能と特長
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従来品より標準加湿能力が2.2kg/hにアップ!
標準加湿能力は従来品の2.0kg/hから2.2kg/hに能力アップ。1台あたりの加湿可能床面積(事務室)も59㎡から65㎡になりました。
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加湿モジュールの取り外しが1分以内に短縮!
新機構により加湿モジュール/ドレンパンの脱着作業を工具レス化。加湿モジュールの取り外し作業時間も1分以内と大幅に短縮いたしました。
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標準仕様で水道管直接連結に対応!
従来オプション仕様であった「水道管直接連結仕様」を標準仕様としました。第三者機関認証登録品ですので、直結給水方式での加湿器検討をさらに簡便化しました。
従来オプション仕様であった「ドレン排水用ポンプ」を本体内に標準で装備。現場での組み立て作業が不要となり施工性が向上いたしました
二連電磁弁(給水遮断弁)の採用により給水システムの安全性がさらに向上しました。
強運転で40dB(A)、ファン弱で23dB(A)の運転音。NC値35をクリアし、応接室や小会議室などにもご採用いただけます。
ドレンパン高水位検知、排水異常検知、電磁弁リーク検知、漏水検知など、漏水防止対策は万全です。
室内空気に直接加湿するので、空調機の冷暖運転や風量変動に左右されず確実に加湿します。
加湿のための特別な熱源を必要とせず、室内の発熱・天井付近の無効な熱を水の気化蒸発に利用するので省エネになります。
滞水のないドレンパン構造とアフターラン機能(加湿モジュールの強制乾燥)により衛生的にご使用いただけます。
VCJタイプ導入のメリット
1.ヒューミディスタット機能追加により現地計装工事が省力化
従来、ヒューミディスタットは加湿器とは別に手配が必要であったことから、ユーザーによる別途手配や現地計装工事の必要があり、手間となっていました。しかし、今回の追加ラインナップにより、これらの手間を軽減するとともに、組み合わせによる設計自由度の向上を実現。てんまい加湿器がさらに使いやすくなりました。
2.一般オフィスに「てんまい加湿器」を設置すると
空調機組込型気化式加湿器の場合
単独運転・室内直接加湿のてんまい加湿器の場合
能力線図
加湿能力線図読み取り例①:吸込空気条件23℃・40%RH時の加湿能力2.2kg/h(標準加湿能力)
加湿能力線図読み取り例②:吸込空気条件 22℃・50%RH時の加湿能力1.75kg/h加湿能力線図は、加湿器吸込空気の温湿度に対する加湿能力の変化(強運転)を表したものです。
弱運転の能力は、強運転に対し50Hzで約55%、60Hzで約50%となります。
室内空気の設計温湿度から1台あたりの加湿能力を読みとり、必要加湿量に応じた台数を選定してください。
なお、天井付近の空気温度は一般に呼吸線より1~3℃高くなりますのでこれを考慮して選定してください。
NC曲線
東京都立産業技術研究センター、無響室にて測定(室温:26℃、湿度:56%RH、26 依開光第456号)
化粧グリル表面中心より1.5mの距離で測定 測定時の暗騒音:6dB
事例紹介
オフィス
近年加湿の重要性が浸透し、健康・美容の観点からオフィスへの加湿器導入の関心が高まっています。個別分散空調やセントラル空調など、各空調方式にあわせた加湿器が導入されており、近年ではほとんど気化式加湿器が採用されています。
学校
子供たちが1日の大半を過ごす学習の場でも、快適な学習環境づくりにウエットマスターの加湿器が一役買っています。
建築物衛生法では、特定の条件下では室内の湿度が40~70%となるよう維持管理することが求められ、加湿器を導入する学校施設が近年増加しています。
加湿器は空調機の冷暖運転や風量変動に左右されず確実に加湿できる単独加湿器の気化式加湿器が多く採用されています。
老人福祉施設
免疫力の弱い方が多く過ごす老人保健施設での加湿は重要です。適度な湿度を保つことで、インフルエンザや風邪の予防に役立っています。また自動給水により、日々の水タンクへ補給が不要となり、施設で働く方々の手間削減にも繋がっています。
加湿器は低消費電力の気化式加湿器が多く採用されています。
ホテル
ホテルでは利用者やそこで働く人たちの健康と快適性を目的に加湿器が導入されています。
空調機器類の天井面への露出を嫌うデザイン性の高いホテルでは、天井内設置で確実に湿度を確保する単独加湿が有効です。